中国現代文学翻訳会の紹介

         中国現代文学翻訳会とは
 中国の同時代文学に、こんなに豊かな言語空間を有する作品があることを日本の読者に伝えたい、との思いを共にする中国現代文学研究者・翻訳者の集まりです。同人は主に首都圏の大学で教鞭をとり、中国語・中国文学・中国文化の講座を担当しています。
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    語林のスタッフは「中国現代文学翻訳会」の活動に参加していますが、組織として直接な関係はありません。
         今までの出版物

            既刊(第1~4号)はこちらです。


         第5号の内容・目次 
            注文書は、こちらです。
            もっと詳しい内容(訳者によるあとがき)は、こちらです。
         
【小説】

世界中のすべての夜  遅 子建/金子 わこ訳

  夫を交通事故で亡くした「私」は夫との約束の旅へ。
  途中の炭鉱町で見たものは? 月夜の清流に灯籠を浮かべ…
  *訳者あとがき

X ON THE BUND  陳 丹燕/葉 紅訳
  
  租界時代の面影が残るBUNDにMのレストランがオープンした。
  それは数十年を経て再び上海に現れた外国モダンだった…
  *訳者あとがき

【随筆】

珊珊(シャンシャン)
小恒(シャオホン)

       『記憶と印象』より  史 鉄生/栗山 千香子訳

  あのころ、珊珊という名の少女はずっと踊っていた…
  小恒は母の前まで歩み出て、紅衛兵の皮ベルトを受け取った…
  *訳者あとがき

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[コラム] 中国インディペンデント映画祭と日吉電影節    吉川 龍生
[本の紹介]張賢亮《一億六》     立松 昇一
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編集後記/次号予告/前号目次

☆『中国現代文学』は現代中国の文学を紹介する翻訳誌です。
☆ 同人の相互検討によって、よりよい作品選択と翻訳を目指します。
☆ 年二回、春と秋に刊行します。
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